2019
西日本JRバス様 「花嫁のれん 第二章」車体デザイン
運営会社:西日本JRバス株式会社
毎田健治作
特別仕様貸切バス「花嫁のれん 第二章」|2019
花嫁の幸せを願う婚礼の風習の一つである「花嫁のれん」をモチーフとして、2015年から運行している、「観光列車花嫁のれん」。このコンセプトを踏襲しつつ、「機動性」や「直行性」というバスの特性を活かし、北陸を巡っていただきたいという思いから“第二章”と名付けました。
“石川の華やかな四季”を加賀友禅の技法にて表現したデザインとなっております。
この柄は日本の伝統的な和柄のデザインで、ムシクイやぼかしといった加賀友禅らしい技法で描かれた、美しい草花が豊富に使われています。加賀五彩(藍、臙脂、草、黄土、古代紫と呼ばれる艶やかな彩色)が美しさを引き立てております。
中央には大きな扇面が描かれており、その中に色とりどりの花がデザインされています。松葉の間には石川県らしい大きな雪吊りが描かれており、扇は「末広がり」を意味することから縁起の良いモチーフとされております。多彩調で牡丹、梅、桜、紅葉、松などの草花を用い四季折々の自然美を象徴しています。地色は深い赤色となっており、格式や華やかさを感じさせる色調です。



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